「Aさんの場合。」主婦におすすめの心が軽くなる本

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「Aさんの場合。」との出逢い

妊娠中、育児ブログを読み漁っていた時に、この本の著者であるやまもとりえさんのブログに辿り着きました。育児についてはもちろん心惹かれるものがあったのですが、何よりも仕事をしている女性にスポットライトをあてて描写されていた、この「Aさんの場合。」は、当時の私にとって必要な言葉がたくさん書かれていました。

そこからブログのファンとなり、読み進めているうちに本が発売されるということになり、小説ばかり読んでいた私が初めてブログから出版されている本を買いました。

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本の内容

この本は、中心に描かれたストーリーで、 未婚/彼氏なし女性Aさんと既婚/子持ち女性Bさんの2人の女性を中心に描かれたストーリーで、現代社会における女性のジレンマをリアルに描かれています。

「主婦にとっちゃ仕事なんてカルチャースクールみたいなノリなんだろうな」
「子供いる人ははやく帰れていいわね」 と、Aさん。
そんなAさんも、結婚していないことをチクチク言われたり、こらえながら仕事をしたりしています。

一方、Bさんは、
「いいな独身は 時間もお金もありあまっているんだろうな」
「早く帰れていいわね~とか言われているんだろうな」と子育てと仕事の狭間で、悩みながら生きています。

場面場面で出てくる、課長やパパ、あの子も、くすっと笑えたり共感できたりするのでおすすめです。

この本の一番いいところは、誰も悪者になっていないこと。

他人には他人の事情があるということが、ただただ丁寧に描かれています。

心が軽くなりました

私の話になりますが、私は出産を機に退職して、現在は専業主婦、そして1歳の娘を持つママとして、慌ただしい日々を送っています。退職するまではバリバリ仕事をしていて、毎日パソコンの数字と睨めっこしていました。

その頃を思い出すと、ふと、寂しくなる時があるんですよね。

もちろん娘が生まれてから、毎日癒しや刺激もあって、成長を感じられ、この日常は何にも代えられないものだと感じています。しかし、仕事をバリバリしていた頃の自分とのギャップを感じた時、ふと寂しくなるんです。

周りにたくさんの人に囲まれて、社会に貢献していた自分が恋しく、うらやましくなってしまうのです。

そんな時、この本を読むと、

  • 共感の連続で、ひとりじゃないことを再確認できる!
  • 人にはそれぞれの人生があって、みんな精いっぱい生きていることに何度も気付かされる!
  • 今まで私がしてきたことも今私がしていることも間違っていないんだと思える!

何度読み返しても、心が軽くなりますし、視野を広く持って生きたいなと思えます。

読みやすい漫画形式

4コマ漫画になっているので、「うんうん、そうそう。」と思いながら読んでいるうちにあっという間に読めてしまいます!
育児をしながらの隙間時間にでも、仕事の休憩中にでも、1日数ストーリーずつから気軽に読み始めることができますよ。

この点は、時間のない主婦にピッタリですね。

本を読みたくても時間がなくて最近読めていない人、今の生活に対して少しでももやもやを感じている人には、ぜひおすすめしたい一冊です。

とにかく共感!「何で私ばっかり……」

「何で私ばっかり……」

この感情は、多くの人が思ってしまうことではないでしょうか。

私も育児をしていて、なんで私ばっかりこんなに我慢をしなければならないの?と思ってしまうことが多々あります。でも誰が悪いでもない。子どもを否定しているわけでもない。夫も朝早くから家族のために仕事を頑張ってくれている。もっと我慢をしている人だってたくさんいる。私だけが我慢をしているわけではない、それも分かっているのです。

ですが、家事や育児など目の前のことにいっぱいいっぱいになって、つい、こんな風に誰かに八つ当たりしたい気持ちになってしまいます。

そんな「何で私ばっかり……」がいろいろ立場の人の目線で書かれていて、すごく面白いし、勉強にもなります。

もう読み始めた最初のページで「わっかるー!!!!!」となってからは、本の虜になります。

独身女性や男性にもおすすめ!

全方位共感型4コマ漫画 とうたわれていますが、本当にその通り!
未婚のAさん・既婚のBさん・課長・あの子・パパなど、必ずどれかの主人公に共感できるストーリ―となっています。

現在育児中の人だけでなく、性別問わず会社で働いている人、これから社会人として働こうとしている学生、たくさんの人におすすめしたい一冊です。

人間関係をうまく築き上げるためのヒントがたくさん書かれています!

私も女性社員の多い職場に勤めている夫に読ませました。
俺は小説しか読まないとか言いながら、なんだかんだすぐに読み切っていて、女性社員と接する上で参考になったと真面目に感想を言ってきました(笑)

最後に

私はもっとはやくこの本に出会いたかったなと思っています。特に、自分が独身で会社員として働いていた時に読みたかった!!今の時代、育児をしながら働いている人はたくさんいて、すごく大変な思いをしていると思います。自分が母という立場になって初めて気付くことも多く、もし独身時代にこのような‟事情”を少しでもリアルに感じていれば、もっと違った行動ができたのかなあ……とか、思ったりもします。

この本を通してたくさんの人と、少しでも‟共感”しあえたら、嬉しいです。

Aさんの場合。 [ やまもとりえ ]

やまもとりえさん
鹿児島県出身のイラストレーター。育児のことを綴ったブログ『ヒヨくん あっくん育児日記』が、1日20万アクセスを越える人気ぶり。